第2章
コミュニケーション

05 カウンセリング


■カウンセリングは、部下がすべきことや、そのやり方を知っていながらやらなかったり、出来ない場合に必要となります。

■カウンセリングは、問題に対処する際にプライバシーと時間が必要な状況で用いられ、問題が起こった結果行われるものです。

■この章では、簡単にカウンセリングを行う際の注意事項をご説明しましょう。


カウンセリングは、以下のような状況で用いられます。
・ルール違反が有ったとき。

・問題視されていることが繰り返されたとき。

・対立や騒動の後。

・状況が問題化する前の予防措置として。

カウンセリングには、以下のことは含まれません。
・親のようなアドバイスをする。

・友人と話をする時のような腹を割った会話をする。

・相手に「きちんとあれをやるか、これをやるか」と言い渡す。

・批判または、非難する。

・相手の人格を変えようとする。

カウンセリングには、以下のことが含まれます。
・他に誰もいない落ち着いた場所で、中断したり邪魔をするものが無い中で行う。

・相手の人格ではなく、行動を変えさせることに集中する。

・他者に手助けをして自分で行動を変えられるようにする。

カウンセリングには、6ステップが存在します。
@目的を述べる。
簡潔に穏やかに接する。

A問題点を説明する。
具体的な行動の描写を用いる。

B相手の話を聴く。
相手の視点で状況を見る。

C問題について相手と合意をする。
合意に至るまで、このステップを続ける。
合意が無ければ、ステップAに戻る。

D解決策について合意をする。

E相手にまとめさせる。
これで、次に何をすべきか相手が理解していることが証明される。



■以上が、カウンセリングの主な行い方です。

■効果的なカウンセリングを行う為にあなたが相手に何を求めるのか明確にしておくのも一つの手だと私は思います。

是非、参考にしてみてはいかがでしょうか。

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