第3章
7つの習慣(TM)

02 第一の習慣
主体性を発揮する


■「主体性を発揮する」とありますが、主体性についてご説明します。

■主体性とは、
どのような状況においても、自分の価値観に基づき反応を選択していることです。

■私の仕事中の価値観は、お客様にゲストとして迎えられていると感じてくれように接客することですから、最近では自然にそのような行動が取れるようになりました。



■それでは、主体性を発揮する人の特徴として、以下に例を挙げてみます。
@自分の価値観に基づき反応を選択している。
A自分の行動に責任をとっている。
B影響の輪に集中している。

■主体性の反対語が存在します。

■それが
反応性です。

■反応性とは、
その場その場の状況により、感情や気分によって自らの行動を決めてしまうことです。

■正直、周囲の人からしてみれば、良い印象はないと思います。

■簡単にまとめてしまうと、以下のようになります。

主体性:刺激⇒「 」⇒反応
反応性:刺激⇒反応

■つまり、「@自分の価値観に基づき反応を選択している」人は、上記の表のように主体性を持った人は刺激から反応までの間に「価値観に沿った反応を考える為の「
間(ま)」があります。

■刺激から反応までの「
」を意識することによって、反応性の行動が多かった人は、主体性を持った行動を取れるようになると思います。


■次に、「A自分の行動に責任をとっている」人について考えてみましょう。

■世の中には、3つの決定論があります。

■それが、以下です。

T.遺伝子学的決定論
■その人が持っている遺伝子によって決定されること。

■知能や性的思考など人間の基礎となる遺伝子。

U.心理学的決定論
■その人の心理状況によって決定されること。

■その場の心理状況による決定など。
V.環境的決定論
■その人の周りの環境によって決定されること。

■他人からの影響など。
 
■しかし上記の表にある決定論は、いずれも「過去」の事であり、「未来」に該当する反応は全てにおいて自ら決定することが出来ます。

■自分で自ら選択するということは、その責を負う必要があるということです。


■最後に、「B影響の輪に集中している」人について考えてみましょう。

■物事を捉えるときは、以下のように分けることが出来ます。


「影響の輪の中」⊂
「関心の輪の中」⊂
「関心の輪の外」

■上記の表にある「関心の輪の中」は、考えることが出来ます。

■しかし、「関心」を持てるだけで今の自分では、それに対して何もすることは出来ません。

■そこで、自分が影響を与えることの出来る「影響の輪の中」に集中にてその輪を広げていくことが大切なのです。

■簡単に言ってしまえば、何か行動を起こすときに、関心を持つだけではなく話の中心に入って実際に行動することによって周りを引き付けることが出来るということです。



一部フランクリン・コヴィー・ジャパン「7つの習慣」トレーニングプログラムより引用・表現しております。
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