第2章
コミュニケーション

01 効果的なコミュニケーションの取り方


はじめに」でも少しお伝えしましたがコミュニケーションとは、人と人が互いに言葉や表情を使って、感情や意思、情報などを伝え合うことです。

■しかし、簡単にコミュニケーションと言ってもタダ単に言葉を「伝える」、「伝えられる」ではありません。

■私の言っているコミュニケーションとは、自分の気持ちを相手に伝えるということです。

■上司と部下の間で意思の疎通がなされていなければ仕事にもなりませんし、お互いの考えているゴールに相違があればすれ違いにも成りかねません。


■そこで、効果的なコミュニケーションの取り方をご紹介したいと思います。

@適切なリーダーシップを発揮する
■横柄ではいけません。

■相手の立場に立って態度を考えましょう。(第2章-02参照)

■指示型と参加型のスタイルを使い分けましょう。

A相手に注意を払う
■会話をする時は、相手の話を注意深く聴いてください。

■話し手の目を見てください。

■会話中に別の用件で席を外さなければならない場合は、相手に中座し、その後手が空いたら会話に戻ってください。

B礼儀正しく話す
■名前を呼んで挨拶しましょう。

■何か仕事を依頼する時は、「お願いします」を言いましょう。

■「ありがとう」という言葉と気持ちを忘れないでください。

■明るいトーンの声で話しましょう。

C要点を明確にする
■はっきりと話しましょう。

■相手が聞き取れるくらいの大きさで、適度な速度を保ってください。

■話したい内容を簡潔にまとめましょう。

■相手の知識を考慮して接しましょう。

■人は、多種多様です。

■相手に対して思いやりの心を持つのも必要です。

D理解度を確認する
■自分が話をした内容に対して理解したかどうか尋ねましょう。

■質問がないかどうか尋ねましょう。

E積極的に改善の為のコメントを伝える
■部下がどれだけ良い仕事をしたか伝えましょう。

■これからも続けていくべき行動や、変更すべき点は具体的に説明しましょう。


■上記の6つは、誰でもすぐに実行出来ます。

■今回挙げた6つの方法は、社会人として基本的なことです。

■仕事だけでなく、家庭や友人関係を築くときにも役立ちます。

■あなたにとって必要な項目はどれでしたか?

■必要と思った項目に対してあなたはどのような行動を取りたいと思いましたか?

■よく考えてみてください。

■最初は、うまくいかないことも意識することにより自然に行動できるようになります。

■ぜひ、実践してみてください。

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