第2章
コミュニケーション

02 適切なリーダシップを発揮する方法


■リーダーシップを発揮するためには、単に上司が部下にやって欲しいことを指示するということではありません。

■前項までにお伝えしてきたコミュニケーションスキルを使って指示することが、ここでいう適切なリーダーシップになるわけです。

■前項の中の@を覚えてますか?内容は、「適切なリーダーシップを発揮する」でした。

■説明として、「
いばったような態度ではなく、相手の立場に立って態度を考える」です。

■これは、ゴールデンルールに似た考え方で、
自分にして欲しくないことは相手にも絶対しないということを総称してゴールデンルールと言います。(詳細は第2章-03参照


■それでは、具体的にどんな方法があるかご紹介いたします。

■1つ目は、フィードバックを与えることです。

■人が、目標に対してどれだけ良い仕事をしたか伝えてください。

■また、これからも続けていくべき行動や、変更すべき行動を具体的に説明してあげてください。

■これをすることにより、部下のやる気を引き出し、パフォーマンスを向上させることができます。


■2つ目は、抽象的な言葉は避けることです。

■何に対して評価されているのか、何を改善しなければならないのか、相手に伝わらなければ意味がありません。

■具体的な言葉を伝えることでフィードバックが生きてくることを忘れないでください。


■3つ目は、相手に悪意が無いことを前提に考えることです。

■人は、故意に失敗したり、間違った事をしようとしたりしているわけではないと考える姿勢のことです。

■この考えにより、思いやりやユーモアを持って人と接することが出来るようになります。

■また、人は誰でも間違いをすることがあるということを理解していれば、相手に伝えることも出来るわけです。



■以上の3点を効果的に発揮し、適切なリーダーシップを取ってみてください。

■今までとは違った部下の反応が返ってくるかもしれません。

■このスキルは、家庭にも応用ができます。

■例えば3つ目の考えを応用するならば、あなたの奥さんや旦那さん、恋人でも良いです。

■仮に何か失敗をしてしまったとします。

■怒りたい気持ちも分かります。

■しかし、そこはグッとこらえて優しく言葉を投げかけてみてください。

■いつもは、喧嘩に発展することもこの時ばかりは、違った反応が返ってくるかもしれませんよ。

■是非、試してみてください。

戻る

Copyright(c) 2007 Communication Skill All Rights Reserved.




↓以下はPRです↓