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第1章 ピープルスキル

03 効果的なピープルスキルの使い方


 仕事の中で効果的にピープルスキルを使うには、人として基本的なことを知っておく必要があります。当たり前のことが出来ていなかったり、当たり前のことを知らなかったりすれば、当然ピープルスキルを発揮することは出来ません。そこで、以下に基本的なことをまとめましたので一つずつ確認していきましょう。

 
@上司が取る行動は、部下に対して偉そうな態度を取ることではない。
   自分にとって理想な上司とは何ですか?あなたの理想は、決して偉そうな態度を取っている上司ではないはずです。

 A上司と部下の間に信頼と敬意が存在する。

   信頼とは、人の性格や誠実さを信用することです。
   敬意とは、人を高く敬うことです。
   上司であるあなたが、自ら部下に対して信頼と敬意を築いてください。

 
B多くのコミュニケーションを部下と取っている。
   詳しくは、第2章で説明します。

 
C上司と部下の間で約束が交わされたときは、必ず守る。
   「する」と言ったことは、必ず実行してください。守れない約束は、交わさないようにします。

 
D上司の立場であるあなたが、部下の為に行動をする。
   部下は、あなたが最善を尽くした行動を取るかどうか見ています。部下が望んでいると思われるやり方をしましょう。

 
E上司自ら部下と打ち解けること。ただし、必要以上に立ち入らない。
   些細なことでも、あなた自身のことを部下に話してください。やがてあなたに対して心を開いてくれます。

 
F上司として間違っていないと思うことを行動に移すときは、自信を持って行動する。
   部下は、上司であるあなたに対して自信を持って意思決定をしてほしいと思っています。
   ただし、横暴な態度を取ったり、「知ったかぶり」は厳禁です。
   意思決定出来ないときは、素直にこれを認め部下にそれを伝えてください。
   そして、必ず答えを見つけ出すという自信を示します。

 
G仕事の先輩として部下の模範となる行動をする。
   身なりを清潔にし、きちんと整えましょう。遅刻は、一切せず時間を守ります。
   自分の仕事を正確にこなし、部下にも協力するという姿勢を示します。

 
H上司自ら部下に対して敬意あるコミュニケーションを取る。
   親切で丁寧なコミュニケーションを図ります。部下を敬いましょう。

 上記の内容を自分に当てはめてみてください。一つでも欠けているものがあれば、すぐに改善し実行しましょう。そうすれば、今までの部下の対応が変わってくるはずです。

 ここまで読んだあなたは、ピープルスキルの基本を学んだと思います。しかし、これからが本番です。あなたがこのピープルスキルを使って部下と信頼関係を築き、より良い社会生活を送っていただければ幸いです。上記を頭にいれて、自信をもって部下と接しましょう。私自身も上記のことは、自信をもってお伝えしております。


第1章 ピープルスキル 目次 専門的分野のサイト様ご紹介 目次
01 ピープルスキルとは? 01 人間関係や上司・部下との関係にお悩みの方へ
02 ピープルスキルの良い点・悪い点 02 人生を変える手帳
03 効果的なピープルスキルの使い方 03 Planner

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